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リゾートでの休日
～旅行記～
20歳の頃、会社のインセンティブで行った初めての海外（ハワイ）旅行。
あの頃は、「旅行なんかより給料増やしてくれ！」と思っていた。
会社を辞め、毎年行っていた海外旅行を自費で行き始めた時にやっと、「ああ、なんて良い会社だったんだろう・・・あんなホテル、自費ではとても泊まれん（涙）」と身に染みたものです。
29歳で独立以来、海辺を中心に様々な地を視察を兼ね旅して参りました。
自然の美しさから得るデザインのインスピレーションはもとより、現地での美容事情や出店の可能性を含め、毎度考察を重ねる大変有意義な旅となっております。
この場を借り、皆様へのご報告を兼ねて美しい景色をご覧頂くと共に、癒しのおすそ分けをできればと思います。
旅先のエピソードも交えてお楽しみください。
パラオ⑦
シャコ貝、マングローブ蟹、ヤシの実
パラオ⑦
シャコ貝、マングローブ蟹、ヤシの実
さてさて、今日は最終日。ここパラオでどうしても食べたかったものがあります。それは、シャコ貝の刺身とマングローブ蟹。念願果たすべく、もぐもぐレストランへ。時間が早かったためか、ゲストは私一人。早速いけすから活きの良さそうなのを選びます。この蟹、指を近づけると大きな前足をグッと持ち上げ、敵対心をあらわに。いかにも強そう。でも真っ赤に茹でられちゃいました。ごめんね。味はといえば・・・日本の蟹の方が美味しいかな。シャコ貝はホタテをあっさりさせたような味でした。
今日でパラオとはおさらば。夜中の２時の出発なので、早めに就寝。
ちなみに無人島から拉致してきた椰子の実は、無事検疫を通り抜け、日本に入国いたしました！が、サロンに飾ろうと家からかかえて歩いていたところ、そのヤシの実を見て「あー！！」と悲鳴に似た大声を出すおばあさんに遭遇。
父がマリアナ諸島で戦時中、病にかかり自害したというおばあさんに出くわし、「椰子の実をみると父を思い出すのよー。」なんて涙声で言われちゃったもんだから、どうぞこれをお父様だと思って仏壇にお供えください！と、差し上げてしまいました（TT）。
きっとこの椰子の実はこのおばあさんの手に渡ることになっていたんだろうね～。はるばるパラオから持って帰ってきたヤシの実にも意味があったのかもしれないね。不思議な体験でした。
というわけで、また南国に行ったら拾ってきます（汗）。パラオ、いつかまた行けるかなー？
