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リゾートでの休日

~旅行記~

 20歳の頃、会社のインセンティブで行った初めての海外(ハワイ)旅行。

あの頃は、「旅行なんかより給料増やしてくれ!」と思っていた。

会社を辞め、毎年行っていた海外旅行を自費で行き始めた時にやっと、「ああ、なんて良い会社だったんだろう・・・あんなホテル、自費ではとても泊まれん(涙)」と身に染みたものです。

 29歳で独立以来、海辺を中心に様々な地を視察を兼ね旅して参りました。

自然の美しさから得るデザインのインスピレーションはもとより、現地での美容事情や出店の可能性を含め、毎度考察を重ねる大変有意義な旅となっております。

この場を借り、皆様へのご報告を兼ねて美しい景色をご覧頂くと共に、癒しのおすそ分けをできればと思います。

旅先のエピソードも交えてお楽しみください。

パラオ②

サウスアイランドツアー

パラオ②
サウスアイランドツアー

初日はサウスアイランドツアーに参加。
海外旅行をしてもオプショナルツアーには申し込まず、自分で現地でのスケジュールを立てるのですが、ここパラオはツアーに申し込まないと、手軽に離島には行けなそうなので、国立公園内の有名スポットをいくつか回るツアーに参加しました。
オプショナルツアー、高いけど、これは大勝利!絶対にツアーで行くべきです!勝手に素人が立ち入ってはいけない理由。それは手つかずの自然環境を維持するため。これまで見たことのない異次元の世界がそこには広がっていました。

ダイブショップから高速船にのり、まずはミルキーウェイ。珊瑚が粉々になって泥のように沈殿しているポイントです。水深3mの海底から、ガイドさんが泥をすくって来てくれました。ツアー参加者全員で、泥の塗りあい。この泥は化粧品にも使われるほどミネラル成分を多く含み、美容にもよいようです。

次に向かうはクラムシティー。直径1mはあろうかという大シャコ貝のいるポイントです。残念ながら私のカメラは水中不可なので写真はありませんが、あのでかさは圧巻でした。口の部分をちょっと触るとすぐ反応して閉じられてしまいます。が、口に挟まれても大丈夫。フニフニした肉厚なお肉なので、咬まれても痛くありません。スポッと抜けます。

続いてはジェリーフィッシュ。桟橋から小高い山に入り山越えすべく歩くこと5分。反対側には外敵から遮断された独自の湖が広がっていました。海水と真水が入り混じり、ここには天敵がいないため、毒を持たなくなったクラゲが何万と生息しています。湖に入ると周囲を囲むように無数のクラゲがゆっくりと泳いでいます。えさは必要なく、栄養源は太陽。そう、光合成して生きているのです。なんという究極のエコ生物。ここでもやはり水中カメラを持っていない私は悔しい思いをしました。

さて、クラゲの後はブルーコーナー。珊瑚礁で埋め尽くされたリーフのすぐ隣が海溝。いわば海中の断崖絶壁です。ここでも紫色をした綺麗なシャコ貝や、今まで見たことのないほどの多くの種類の熱帯魚たち。おそらく数十種類はいたと思います。大物から小物まで、いつまで見ていても飽きない情景の中、夢中になってシュノーケリングを楽しみました。写真を撮って来られなくてお見せできないのが本当に残念です。ここは本当に絵に描いたような素晴らしいポイントです

そして一行はランチの為、無人島に上陸。海の絶景をおかずに一人でお弁当を食べていたら、台湾人のお兄さんに声をかけられました。何やら俺達のグループと一緒に遊ばないか?と言っているらしい。ん~、私、お弁当食べたら貝を拾いたい~、と思い、ごめんなさいしました。コミュ障(泣)
昼食後、貝殻やら珊瑚やらをビーチで拾っていると、なんと芽を出した椰子の実を発見!!これって、日本に持って帰れますかね~?首をかしげるガイドさん・・・。ま、ダメ元で持って行ってみるか。だめなら没収されてもいいもんね~。と、ラグビーボール大の椰子の実は無人島から拉致されるのでした。